高尾山登山、3山頂編(57歳25年ぶりの登山)
写真が登頂編と被りますが。
山頂から雪をかぶった富士山が綺麗に見えました、みんな写真に納めていました。
綺麗でした。
山頂で食べたおにぎり、月見とろろ蕎麦を食べようと思ったのですが、疲労困憊でおにぎりを食べただけで、お腹が満たされてしまいました。
ですが、ビールはシッカリと飲みました、ゴミは全てお持ち帰り、言うまでもなく山での常識ですね。
6号路を登る時、後ろから僕よりもペースの早い方々に道をゆずり、僕よりも年上に方々や、小学生、中学生、20歳代に山ガール、ほとんどの人に道をゆずり、また、「こんにちは」と声をかけられ、追い抜かれ、
僕は「他人と張り合う事のない趣味としての登山、山歩きなのだから」と言い聞かせていました。
抜かす時は皆んな「こんにちは」や「ありがとうございます」「おさきに」との声かけをしていきます。
良いですね、この登山の習慣は。
山頂では、「山ガール」と誰が名付けたのか、7割が女性(20代から30代)それも、街でおしゃれなカフェで綺麗な色味の飲み物を飲んでいるイメージが強い女性がほとんどでした。
ポケットコンロを持ってきたものの、火を使う事へのえんりよう、と言うよりは、僕が知らないだけなのか「火気厳禁」なのかな?
確かにコンロを使い、お湯を沸かしていた方は、一人だけいました、「60歳後半」の方が、他に人のいない場所で、ひっそりコンロでお湯を沸かし、カップ麺を食べていました。
どこにもコンロ禁止の札はないものの、んんん、どうしょうと思いましたが、やめておきました。
知っている方いましたら、コメントで教えて下さい、高尾山はコンロ等を使った、「火気使用禁止」かどうか。
普段から運動不足で休みの日は家で、ゴロゴロか、デイキャンプに行っても、ビールを飲んでのんびり過ごすだけ。
一歩一歩登りながら、こんな事を考えていました。
もう嫌だ、もう来ない、登山は僕には荷が重い、などと考えながら登り、いざ山頂に到着したら、今度はいつ来ようかな、と考えてしまう僕でした。
高尾山登山、下山編(ケーブルカーとみたらし団子)に続きます。
高尾山登山、6号路上り編(57歳25年ぶりの登山)
さあ、いよいよ登り始めますか。
綺麗な樹木
お昼ご飯はおにぎり、山頂での休憩時には、ビールとポテトチップ、ゴミは全てお持ち帰り。
下山編に続きます。
高尾山登山、1準備編。(57歳25年ぶりの登山)
日頃の仕事で感じている、精神的な疲れを癒す事と、非日常で自然の中で身を清めたい(少々大袈裟)と言う事で、25年ぶりに登山を再開してみようと思い立ちました。
高尾山登山の今回は、準備編と言う事で書き進みたいと思います。
今回の登山は今から約25年ぶりになります、過去の登山経験などと言えるほど、登山ざんまいではなかったのです。
富士登山、高尾山登山(3回)、扇山、登山では無いが、芦ノ湖キャンプ(バックパックにて)。この程度です。
何故、25年ぶりに登山なのか?他人と競い合う事ない趣味として、山歩きを再び思い立ち、今回の山歩きを計画しました、候補に上がった山は、「丹沢大山」「高尾山」の二つの山でした。
久しぶりといってもほぼ初めての登山と言う位置付けで行くので、初心に帰り「高尾山」に決定しました、丹沢大山は高尾山より若干難易度が高いと感じ、高尾山に決定です。
準備として、新しくリュックを新調する事でした、昔使っていた、「ミレー」の「マーカム」といつたかな?古くなり買い替えを考え、色々調べ、日帰り登山や一泊テント泊にも使える、30リットル以上を探しました。
以前ミレーを使っていたので、同じミレーを調べて、「ミレー、サース フェー 30+5」
40リットル+5とで悩んだのですがこの30リットル+5に決めた理由は、今後僕は、泊よりも日帰りの登山の方が多いのでは?と思い30リットルに決めました。
他に、トレッキングポール、ツェルト、手袋を買い揃え、登山靴や雨具、防寒着、水筒、などは以前から持っている物を使いました。
ザックに詰めたものはこれです。
そうそう、腕時計も新たに買いました、「プロトレックPRG-330-1JF」
「プロトレックPRG-330-1JF」
ソーラー腕時計ですが、電波ではないのですがなかなか良い時計です。
方位、標高、気圧、気温、日の出、日の入り、天気の移り変わりなどなどが計測できる、登山に適した腕時計です。
僕は何かを始める時はやはり物から入る癖がある様です。
今回に登山で初の使いでした。
準備編の本編に戻ります、57歳といった年齢から1日の休みだけでは疲れが残ると思い、2日以上ある休みに行こう思い、仕事はシフト制なので3日間の休みの真ん中の10月28日に決行しました。
行きは、JR中央線で高尾駅まで行き、京王線の高尾山口下車、まあ定番ですが。
僕の家の最寄りの駅を6時13分に乗り高尾山口には9時頃到着、途中スーパーでおにぎりを3個買い、ミネラルウォーターを500ミリリットル3本を買い、リュックに入れ、登山口に向かいました、
ミネラルウォーターのペットボトルから100円均一で買った水筒(プラスチック製)に入れた際、落としてしまい壊れたのでした、落として水筒が割れました。
落として壊れた為、水は1リットルのみ。
若干少ないかな?と思った次第です。
高尾山口の駅まえには、小学生の団体さん一行がこらからの登山に向けて先生が注意事項などを話していました。
さあ、ぼちぼち登りますか。
後編に続く。
「高尾山2登頂編「6号路」に続きます。
57歳、若干体力低下を感じ始めた。
ロードバイクが趣味。
以前は一回のライドで50キロから100キロ(かなり少ない)57歳言い訳ですが体力的にこのくらいしか走れませんが、銃実感に浸っていたのです。
ここ最近、ラーツーにはまり、どんどんスケールが大きくなり、タープにテント、焚き火台などもロードバイクに積んで移動しています。
行き先は近所の公園とかです。
ロードバイクでのライドと言うカテゴリーから少し外れてしまった、と言う感じがして。
ここで、改めて、もう一度走る楽しみ、ロングライドを行う決意を決め、今月10月14日木
曜日が私休みな為、地元の多摩川サイクリングロードをどこまで走れるか分かりませんが、いける所まで走り、疲れたら引き返す気持ちで走って来ます。
ラーメンツーリングがだんだん大袈裟になり、この様な車載になりました。
「古い夢読み」・・・(と言う小説)
僕は歩いている、ただ歩いている。
狭い路地を歩いている、見覚えはないが、以前来た事のありそうな場所だ。
狭い路地の左右には全て平屋の家が立ち並んでいる、誰かが生活をしている雰囲気はない。
生活の匂いすらなく、活気すらない。
人間一人歩くのには充分だが、その路地で誰かとすれ違うには、狭すぎる。
夕暮れ、何時頃なのか、何時間歩いているのか、誰ともすれ違う事ないまま、歩いている。
眼の前には、平屋が数多く立ち並び、路地と路地、家と家には、以前そこで生活をしていたであろう人物の廃棄物が路地の隅に投げ出された状態で置いてある。
路地は若干に上り坂や、下り坂があった、右、左と行く場所さえ分からないまま、曲がり、上り、下り、歩いた。
右側の平屋から誰かが僕を見ている。
「また、奴か」
奴と眼が合わないように、歩いた。
僕は、感覚的に感じていた、奴は、僕を呪っている、奴は何時も僕を狙い襲う機会を待っている。
奴は、女性、歳は僕より5歳位年下、何時も和服を着ている、髪は腰まであり、櫛など刺した事はなさそうだ。
奴は、何時も、僕を追いかけ、後を追う事しかしない、言葉もない、ただ、僕は、第六巻で感じる、奴は僕を「呪っている」
右側から奴が出てきた、僕の前に立ちこちらを言葉なく見ている。
右側の奴に近づく前に僕は、左側に曲がれる路地を見つけ、奴に僕がとる行動を悟れれないように目線を奴に合わさず、また、左に曲がる路地からも目線を逸らしながら、左に曲がった。
僕は、曲がった路地で、足早に歩いた、奴から逃げるためだ。
僕は、奴の気配を背後に感じていた、僕に心では(早く、早く、歩くんだ、奴から逃れろ)
心でそう思いながら足早に歩いた、まるでお経を唱えるかのように(早く、早く、歩くんだ)と。
どんなに歩いても、奴は、僕の背後から遠ざける事は出来なかった。
右に平屋に玄関らしい空間が見えた、そこに入り、僕は、体を縮め、息を殺した。
(僕に気づかず、通りすぎてくれ)
と眼を閉じ願った。
耳からは、歩く音や服の擦れる音は一切しない、空気が流れる音もしない。
ましてや、僕の呼吸音すらしない。
無音だ、無音の時間を何時間経過したのか。
無音、それは、聴こえるのは、金属音だけ、(キーン)と耳鳴りだけがきこえる。
僕は眼を開け、周りを見渡し、奴が居ないかを確かめ、居ないのが分かり、平屋から再び歩き出した。
まただ、何時もの、奴だ、奴はただ僕の後を追い、その後何もしない、なのに何故僕は奴を恐怖としているのか、考えた事はない。
単純に怖い、恐怖しかないのだ。
決まって、奴に近づく時や、奴に此方の場所が分かった時、必ず、身体が痺れ、だんだん麻痺して動かなくなる、呼吸もしにくくなる、最後には呼吸すら出来なくなる。
そして、再び歩く、また歩く、僕は今から何処に行こうとしているのか、解らないまま歩いた。
緩い上り坂を歩き、眼下に緩く下に下がりながら、路地は、蛇行している、(降りるか、いや、降りた場所に奴がいる)
(右側の平屋からこちらを観ている、奴は僕に悟られない様に、身を潜めている)
近づいた時に襲う事だろう。
僕は坂を降り始めた、奴が居る平屋に近づく度に少しずつ身体が痺れてきた、奴のいる平屋の三軒前に家の前の路地を左に曲がり、真っ直ぐに歩いた、奴は僕が前を通る事を待っていたが、前を通る前に曲がった事に怒りを感じ、奴は僕を探した、僕は奴に近づいた時から少しずつ身体の痺れが感じ、奴を回避した時から段々と痺れは減少していた。
背後に奴の気配を感じながら歩いた、奴が近ければ近いほど、身体の痺れは大きくでた、真っ直ぐ歩き、右、左と瞬時に方向を変えながら、歩いた。
身体の痺れはなくなり、呼吸も楽になった、背後からも奴の気配はない。
大きく深呼吸をした、また何時もと同じ夢だった。
深夜2時僕の部屋、「またこの夢か」。
月に2回はこの夢を見る。